まぶたの手術とは
- まぶた(眼瞼)の皮膚がたるんだり、まぶたを挙げる筋肉(眼瞼挙筋)の動きがわるくなることによって、目を開けにくくなる状態を「眼瞼下垂」といいます。
- 眼瞼下垂の大半は加齢によるものですが、ハードコンタクトレンズの長期使用が原因となることもあります。
- 眼瞼下垂によって上方の視界が狭くなる、目の周りや頭が痛くなる、外見が気になる、などの問題が生ずれば、手術の適応となります(手術以外に治療法はありません)。
- 手術前
- 手術後
眼瞼下垂手術
手術後はまぶたが開くことにより、視界が広がります。
- 日帰り眼瞼下垂手術は片目で約20分、両目で約40分かかります。
- 眼瞼挙筋の動きがわるい場合は、ふたえのラインを切開して筋肉を短くします(挙筋短縮)。
- 皮膚のたるみがある場合は、ふたえの部分、または眉毛の下から、余分な皮膚を切除します。
- まぶたの状態に応じて、挙筋短縮と皮膚切除を組み合わせることがあります。
- 手術当日は傷口に絆創膏を貼ってご帰宅いただきます。
- 手術後に腫れと内出血が生じますが、徐々に改善します。
- 手術翌日の診察にて絆創膏を外した後から、洗髪・洗眼が可能となります。
- 手術の1週後に抜糸します。